◆留伊漫画「あせいろきらり」:3p+オマケ(アニメ20期「秘密の健康診断の段」ネタバレ有)

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03:END

 左 近 「・・・・――三郎次。」
 三郎次 「何? 左近。」
 左 近 「・・・まさか、僕に今直ぐ委員会に行けなんて言わないよね?(拳握り締めて全身で身悶え)」
 三郎次 「・・・わかった。気が落ち着くまで付き合ってやっから・・・!(肩をポン)」
 左 近 「本っっ当に、先輩達ってなんでこうなの!? 聞かされてるコッチが恥ずかしい・・・!!!(もう涙目)」
 三郎次 「そうだな~(・・・顔真っ赤にして涙目の左近って可愛いな~vなんて思ってる事は絶対に秘密にしておこう・・・)」


 ~追記。その後の保健委員会にて~。
 乱太郎 「・・・え? 何で食満先輩と伊作先輩と一緒にいて平然としていられるのかって・・・?」
 左 近 「・・・・・・・。(こくり/重々しく頷く。もう心身共に疲労困憊)」
 乱太郎 「別に平然としてたつもりも無いんですけど、なんか先輩達のやり取りって、実家の父ちゃんと母ちゃんを見てるみたいで、凄く和むんですよね!」
 左 近 「あ――――――、そう。(脱力/納得)」






04:オマケ

~長屋への帰り道~
 留三郎 「・・・・で、今日のは何の課題だったんだよ?」
 伊 作 「課題じゃなくて、委員会の仕事! 6年生の秘密の健康診断してたんだ。」
 留三郎 「んなアッサリ秘密をバラしていいのか・・・?」
 伊 作 「だって留三郎にはもうバレてるし!要は皆が健康なら問題無いよ。」
 留三郎 「そりゃそうだが、お前そんな調子じゃ絶対他の奴にもバレてんぞ。」
 伊 作 「・・・・あ、やっぱり?僕も仙蔵にはバレてると思う。でも、久し振りに仙蔵の忍術見れて嬉しかったなぁ!
       いつもよりサラストが美しかったし、いつになく火車剣の練習も見られたし、本っ当にサラストが美しかったし!!」
 留三郎 「随分あからさまに見せつけられてたんだな。つか伊作は伊作で仙蔵の髪しか見てないのかよ!」
 伊 作 「えへへ、僕の髪はこんなだから、余計に、仙蔵みたいなサラストの黒髪には、どうしても憧れちゃうんだ~」
 留三郎 「・・・・俺は、お前の髪が一等綺麗だと思うがな・・・(低音/小声)」
 伊 作 「え?留三郎、何?」
 留三郎 「いいや?(さらりとかわして)そんなら、後で仙蔵にソレ伝えてやれよ。あいつ凄っげー伊作馬鹿だから喜ぶぜ?」
 伊 作 「馬鹿?僕が??(ほっぺたぷくり/怒)」
 留三郎 「じゃなくて!奴は伊作贔屓だって言ってんの!伊作も仙蔵に気に入られてる自覚あんだろ?」
 伊 作 「うん、多少はね。」
 留三郎 「(多少じゃねぇ、伊作には「多」しかねぇ!)」
 伊 作 「僕も仙蔵は大好き!」
 留三郎 「・・・・おう」
 伊 作 「でも、やっぱり一等特別に好きなのは留三郎だけどね。」
 留三郎 「・・・・おう、―――って、ええ!!?? 伊作、もう一回言ってくれ!!!!」
 伊 作 「でね、やっぱり長次にもバレてたかもしれない!(にっこり/照れ隠し)」
 留三郎 「――――ああ、(がっくり)・・・だろうな。長次はかなり敏いし!(ちょっとヤケ)」
 伊 作 「今思うとね、縄標もわざと当らない様に外してくれてた気がする。」
 留三郎 「(・・・なんだかんだと長次も伊作には甘いよな・・・)なら、小平太にもバレてない筈がないだろう?」
 伊 作 「どうなんだろう?塹壕掘ってる時に僕に降りかかる土塊の量は、いつもと全然変わらなかったんだよね~」
 留三郎 「(さすが暴君、容赦無ぇ!)・・・多分、気付いたからといって、わざわざ行動を変えようなんて細かい事は考えないんだろうな・・・」
 伊 作 「そうだね(苦笑)。・・・そうそう、今回思いがけず文次郎の寝顔見ちゃった!」
 留三郎 「げぇ!鍛錬バカの!!?」
 伊 作 「そうなの!寝てても10㎏算盤で鍛錬してたんだよ!計算もしてたし!凄いよね!!」
 留三郎 「凄い・・・つうかキモいな。」
 伊 作 「・・・結局、「秘密の健康診断」が出来たのは文次郎だけかもしれない・・・(しょんぼり)」
 留三郎 「鍛錬バカの「隈」が減ってれば、だろ。」
 伊 作 「~~~っ! 留三郎の意地悪~!!」
 留三郎 「・・・伊作。今、まさに背負って貰ってる奴にそれを言うか。」
 






●コメント
アニメ20期「秘密の健康診断の段」を観て、怒涛の勢いで描き上げた漫画。そして、会話文。私の妄想はこんなでした。皆さんは如何でしたか?(笑)
<2012/05






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